ショーに登場したお洋服の紹介
13周年を記念してのショー、おかげさまで好評のうちに終える事が出来ました。
お越しになったみなさま、ありがとうございました。
皆様、ROUROUの服を買って下さるひとりひとりの方がいらっしゃるからこそ、
ROUROUをこれまで続けてくる事が出来ました。
当日おなじみ上重カメラマンに撮って頂いた写真が膨大にあるのですが、
今日はまずはみなさん、お待ちかねのショーの様子をUPさせていただきます。
今回は初めて店舗内でショーをやってみました。
USTREAMでの生放送やショーの後の即売会、さらにその後のパーティの事などを
考えると、店舗でやるのが一番効率的だと思ったからです。
狭い環境でどこまで出来るか不安でしたが、どうにか無事終える事ができました。
いつもは商品を置いている売り場が、ご覧の通りです。▼
まずは今回ライブペインティングでお世話になった及川キーダさん
描き下しのプリントの「keeda×ROUROU人魚パフスリーブカットソー」。
写真では右側でキタミちゃんが着てくれてますが、これは写りに納得の行かなかった
上重さんがあとから撮り直してもらったものです。(さすが巨匠!)
次は「keeda×ROUROU人魚着物スリーブカットソー」。
ちなみにモデルは、マキが前の事務所で一緒だった「さとうやすえ」ちゃんです。
続いては「久留米絣サロペット」。
後ろポケットやウエスト部の切り替え部分を別地の絣生地に切り替えました。
生地の取り都合の問題から、枚数が少なかった事もあり、店頭でも通販でも秒殺でした。
ROUスタでもあるキタミちゃんに着てもらっているのは「和柄ジャカードギャザーワンピース」。
麻の葉柄のジャカードを使いました。胸元のギャザーがポイントです。
つづいて「フラワー織りギャザーコート」。
ワンピースコートなのですが、これも売り切れるのが早かったです、
つづいては「菊アラベスクシフォンワンピース」。
一度柄を作り終わった後にデザイナーのマキが一言。「イメージと違う」。
そこからまたプリントのデザインを一からやり直しました。手描きの菊や葉っぱが、
アジアでありつつ西洋テイストにもなっていると思います。
これも通販はすぐに売り切れてしまいました。店頭は昨日最後の一枚が売り切れました。
次は「梅唐草ドレープネックワンピース」。
この梅も手描きの梅を使いました。
遠目に見たら分からないくらいなんですが、それでもやっぱり手描きだと雰囲気が違います。
普段使いにもお出かけにも両方に便利に使えそうですよね。
続いて「彼岸花着物ワンピース」です。
当日お買い上げ頂いた海外でバリバリお仕事をされている方が「海外のパーティで着物は
確かに目立つけど、個性が無い。かといって、西洋人が着るドレスでは完全に負けてしまう。
まさにそんなシーンにぴったりのドレスだわ」とおっしゃっていたのが印象的でした。
お買い上げ頂いた方はどこかに隠れキャラがいるので、探してみて下さい。(*^_^*)
次は「朧朧国シフォンドレス」です。
深海の中から蓮が水面に向かって伸びて行くような印象のドレスです。
さすが、朧朧国シリーズは人気がありますねー。
みなさんおなじみの「ウロコマルチウェイスカーフ」ですが、今回のはいつものと
少し違います。
いつもは包みボタンを使ってるのですが、今回お花の柄の貝ボタンを使いました。
周りを縁取るステッチもショーのテーマに合わせ、「シジミステッチ」という貝のような形の
ステッチにしました。
着物スリーブウロコワンピースは、店頭限定商品です。
以前写真集を出した時に一枚だけ作ったサンプルを「モデルになろう」のイベントで
貸し出し衣装のひとつにしていたのですが、量産化のご意見を多数頂いていたので、
今回少しだけウロコ柄で作ってみました。
続いては「ブルーLOTUSフリルワンピース」。
浅瀬の砂浜をイメージさせるような色目のグラデーションは大きな画用紙に筆で刷毛目をつけ、
それを図案化したものです。
海に浮かんでいるような青い蓮が印象的ですよね。
最後はこの日のためだけに1着だけ作ったウエディングドレス。
まさかオーダーを頂けるとは思っていませんでしたが、欲しい!という方からご注文を
頂きました。
新たに発注をして作り直したいと思います。
もし、他にもご興味ある方がいらっしゃいましたら、是非お問い合わせください。
最後のウエディングドレス以外はこの13年間の間どこかで作って来たアイテムなので
皆さん、見た事があると思いますが、プリントなど生地や仕様を変える事で全く新しい印象に
なったんじゃないかと思います。
これまでの13年間を糧にしながら、新しい試みにどんどんチャレンジして行きたい僕たちの
想いが込められています。
当日USTREAM放送は4台のカメラを組み合わせてそれぞれを場面に応じて切り替えながらWEBLICの坂本さんが生中継してくれました。
また、ショーが始まる前、最初の朧朧国の鳥が飛んだり、鹿が走ってるアニメーションや音楽は
この日の為にRoomの若林さんが作ってくれました。
お二人とも名古屋からいらしてくれ、前日から横浜入りし徹夜で作業を進めて下さいました。
元々はマキが20年前に専門学生だった頃、プロダクションのバイト先で知り合ったアーティスト。
不思議なご縁を感じると供に、こうした映像にしても音楽にしても、モデルにしても、
ヘアメイクにしても、お土産にお配りした「玉手箱」の中身にしても、パーティのケータリングに
しても、少ないロット・短い納期に対応して頂いた工場や職人さんだちにしても、毎晩のように
遅くまで残業をしてくれたROUスタにしても、たくさんの方々にサポートしていただいたからこそ、
この13年間仕事を続けてくる事ができたし、また、今回のショーが成功できたんだと、心から
感謝の気持ちでいっぱいです。
ショーが終わった後、すぐに即売会を始めたのですが、ちょこっと準備に時間がかかりました。
その間ROUROUの前はご覧の通りたくさんのお客さまでいっぱいでした。
寒い中、準備ができるまでお待たせしてしまったみなさん、すみませんでした。(T_T)
次回以降はパーティの様子などその他の様子を複数回に分けてお知らせしたいと思います!!