今年、印象的だったニュース
2005年を象徴する漢字が、京都の清水寺で発表されました。
『愛』だそうです。愛・地球博や、地震やハリケーンの被災地に世界中から愛がさしのべられた事などのほか、
こんな世の中を、愛でいっぱいにしたいという人々の気持ちも込められてるのでは、との事だそうです。
このニュースを見て、ひとつ思い出したニュースがあります。
個人的には、とても好きなニュースの一つで、これにも色んな人の『愛』がかかわっていました。
そのニュースとは“米国で行方不明になったネコ、1ヵ月後にフランスで発見”
ピンときた方、いらっしゃいます?
このニャンコは、エミリー。
エミリーの散歩コースは、近所の工場。
ここから荷物にまぎれてしまい、船の貨物コンテナの中へ・・・
それから1ヵ月後、フランスの北東部でコンテナから発見。痩せこけていたそうです。(エミリー、よくぞ頑張った!)
エミリーの首輪についていた電話番号に連絡してみると(連絡した人、素敵すぎる)、
そこはアメリカのエミリーかかりつけの獣医師。
結果、エミリーはお家に帰れることに。
どうやって帰るの?
それは、あるエアラインがビジネスクラスを用意したとか、
飼主が飛行機のチケットを買っただとかの話があるようですが、
私が聞いたのは、エアラインの方。その担当者によると『1ヶ月も辛い思いをしてきたのだから、
このくらいしてあげたい』とのこと。
あなた~~エアラインの方達、優しすぎる!粋なはからい、カッコよすぎる!!
そんなこんなで、無事エミリーはアメリカのお家に帰れたそうです。
っも~この話、ホントに好きです、わたくし。
飼主さんも心配だったろうに。エミリーも不安だったろうに。
フランスでの第一発見者、びびっただろうなぁ。
しっかしエアライン、やるなぁ・・・なーんて、いろんな事に想像がふくらみました。
このエミリーニュース、どうやら今年一番のなごみニュースになりそうです。