月別アーカイブ

2025年

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

2002年


ブログ検索

花浅葱色 シェアキッチン 66の日 なめし はなあさぎ ダウンジャケット コンセプト 水彩 栗原冬子 男と女のラブゲーム ツイード、ツイードワンピース、 レース、カーディガン、2017春夏 trip ラメニットカーディガン 企画部 panda ピノ TOKYOWEEKENDER 手刺繍 ROUROU 18th Anniversary 都内 バルーンスカート APARTMENTHOTEL ROUROUリュック yurika Tシャツ ワンピース特集 シェルボタン パンダパフェ モザイクピンク バレンタインデー ふくれ 吉祥柄トートバッグ クリスタルビーズロングネックレス ROUROUTシャツ トメ キタミ ブラック、セットアップ もっとROUROUの日、蓮、唐草、BLUE アネモネ唐草 割引 アゾン 30分ワンカット Vネックカットソー チュールカットソー ダブルムートンジャージー
ボス
2013-07-15

ヨソ者としてのスタート。

初めてばかりのころ、華僑ばかりのこの街にヨソ者としてやってきて、なんか周りになじめず
ちょっと戸惑いました。
そもそも中華街でお店をやろう!と思っても、物件がなんかなか見つかりませんでした。
空き物件が出ても大家さんに
「この街に華僑の親戚いるか?」
と聞かれ、「いない」と答えると、たちまちダメになってしまうのです。
なんで、華僑が親戚にいなきゃダメなんだ?!と、「逆差別」を受けてるような感覚で
理由がさっぱり分かりませんでした。
しばらく経ってからなんとなく分かったのですが、もしこの街に親戚がいれば、その親戚の
メンツがあるから、よほどの事がなければ変な事はしないだろう、という事だったんだと思います。
今ではなるほどな、と思います。
知っている方もいると思いますが、ROUROUがあったところは「鴻源閣」という
エビワンタンが有名な中華料理屋さんでした。
そのオーナーを不動屋さんが、
「おじいちゃん、そろそろ年なんだから、引退して若い子にチャンスをあげたらどう?」
と口説いてくれたんです。
何ヶ月も毎週末のたびに、その不動産屋さんに顔を出していて、決まりかけてた物件も
ダメになったりしていたので、きっと不憫に思ったんでしょうね。
その不動産屋さんには、とても感謝しています。
ヨソ者としてスタートした僕たちが、次第にこの街に受け入れられ、
この街で育ったウチの子供は、あちこちのお店にひとりで行って「顔バス」で入り、
「ツケ」で好きな料理をオーダーし、僕も中華料理屋さんばかりの商店街組合の中で、
広報部の部長までやらせていただいているんですから、人生は分からないものです。
ROUROUの前の鴻源閣の写真(左)です。
なんとなく、面影あるでしょ?
130715a.jpg130715b.jpg