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新作
2023-07-25

カゴバッグ★入荷〜そしてスタッフ美菜子の徒然旅行記〜

こんにちは、美菜子です!
気がつけば夏休みも始まり、暑さも本格化。
この夏皆様は何されますか?

ちょっと時間が空いてしまったのですが、私は一足早く夏休み気分で1週間ほど旅に出てきました。
五島列島から出発して、神戸まで東へ進む旅路でした!
どなたか旅行記を待ってくださってるのか、自己満か分かりませんが、予告通りにざっくりにはなりますが旅行記を載せたいと思います。

の前に、どんどん届く新作をご紹介。
夏らしい、カゴバッグたちが入荷しています。



一つ一つ少しずつ柄が異なる一点モノです。









新作のヨウリュウのセットアップやリラックスワンピースともよく合います。
浴衣など和装に合わせるのも良さそうですね!





夏が本格的に始まった今、カゴバッグおひとついかがですか?
中華街店頭にて発売中です。お値段は、8,800円になります。

さて、ここからは超個人的な旅行記でございます。

【1日目】

まずは移動。飛行機で博多まで向かいました。初九州でした!
福岡に昼過ぎにつき、夜のフェリーを予約していたので、午後は福岡観光。
豚骨ラーメンを食べたり、太宰府天満宮を参拝したりしました。



そして、夜中はまるまるフェリーで移動。寝てる間に着くので、タイパは最高です!




【2日目】

夜中まるまる10時間ほどフェリーに揺られ、朝8時過ぎに五島列島の最大の島・福江島へ到着!
おかなが空いたので、ふらっと立ち寄った港の食堂で食べた朝食が美味しくて感動。



午後と翌日の午前の観光バスを手配したら、五島観光歴史史料館へ。
五島列島のあけぼのから現在までの生活・政治・文化の諸々が展示されていたのですが、殊更丁寧に解説があり興味深かったのは「潜伏キリシタンの歴史」についてです。五島列島の一部集落や教会は潜伏キリシタン関連遺跡で世界遺産にも登録いるのですが、現存するその集落や教会それ自体に価値があることは勿論のこと、潜伏キリシタンの歴史そのものが如何に島国日本のさらに離島で起こったガラパゴス的な宗教の伝承・受容・変容・発展の世界的歴史的に見ても極めて特異であるということがよくわかり、非常にロマン魂突き動かされる内容でした。

ふるさと館にも立ち寄り、島出身のおばさまの話を聞いたりしました。



五島は、朝ドラ「舞いあがれ!」の舞台でもあります。

海辺のホテルでランチを済ませたら、観光バスへ乗り込みます。

五島列島と潜伏キリシタンの歴史を語る上で欠かせない堂崎天主堂、それから鐙瀬溶岩海岸を見学。
あいにくの雨で、
海岸からの景色は霧だらけだったのですが、堂崎天主堂は非常に楽しめました!






踏絵などキリシタン弾圧の歴史は教科書レベルでも学ぶものですが、実際にキリシタンが多く居住していた長崎・五島・天草などでは非常に厳しく、そして残忍な弾圧が行われたいたことを知りショックを受ける一方で、「なぜそこまでして信仰を守り抜いたのか」「なぜ宣教師すら不在の中で250年もの間キリシタンが途絶えなかったのか」「彼らにとってキリスト教とは何だったのか」ということを考えました。

私は特定の宗教を信じていないのでただ単に「信仰心」というものを理解できていないだけかもしれないなのですが、私はイエスやマリアへの信仰以上に「キリシタンであったご先祖様への信仰」であったり「隠れキリシタンコミュニティの結びつき」や「中央政府による弾圧に屈しないことの重要性」が先行していたのではないかと、歴史資料館や教会の見学、そしてガイドさんの話を聞いた上で考えました。
実際、耳馴染みのある「カクレキリシタン」という言葉は正式には「潜伏キリシタン」と同義ではないそうで、明治政府によってキリスト教の信仰が解禁されたあとも、キリスト教の洗礼を受けなかった人々のことを指す言葉だそうで、つまり「カクレキリシタン」とは本来のキリスト教・カトリックからは乖離した、250年間かけた宗教の土着化により発生した新たな民間信仰なのです。
カクレキリシタンまで信仰の形が変容しなかった純粋なカトリックの信者たちにも、信仰を貫く動機として、日本の弾圧の背景というものは大きく関わっているのではないでしょうか?
逆に、もし弾圧を受けていなかったらここまでの美しき教会群や集落の結びつきはなかったのではないだろうか、とも考えられます。

観光が終わったら、宿へチェックイン。今回の旅予算カツカツだったので、主にホテルではなくゲストハウスを利用しました。
……とはいっても梅雨真っ只中のオフシーズン、どのゲストハウスも一人だったり、二人だったりとのびのび過ごしました。

夕飯はゲストハウスに併設されたバーのお姉さんが教えてくれたワインバルへ。
隣の席のお姉さんが観光課の方だったみたいで、色々教えてくださいました。
こういった人の良さに触れ合えるのが、島の良さですよね。

【3日目】

翌日は、朝から観光バスで島観光。この日もあいにくの雨。
日本最初のルルドがある井持浦教会、それから映画「悪人」で有名な大瀬埼灯台を眺める展望台、日本の道100選にも選ばれた日本で一番美しい海とも言われる高浜ビーチをまわりました。






私はまず「ルルド」という言葉を知らなかったのですが、ルルドというのは元々フランスにある聖なる泉のことだそうで、カトリックにとっては大事な聖地なのだそう。
そのルルドの初の日本版というのが、井持浦教会のルルドなのです。
湧水なのですが、水質検査をクリアしており、飲むことができます。舐めたり飲んだり、傷にかけたりすると、疾病が治るとかナントカ。
私もしっかり飲ませていただきました。

ガイドさんから伺ってびっくらショックをこいたことなのですが、「潜伏キリシタン関連遺跡」で世界遺産にまでなった五島列島ですが、登録されたのは一部の建物のみで、こちらのルルドも昨日の堂崎天主堂も対象外であり、特にこの井持浦教会は現役のカトリック集会施設のため(昨日の堂崎天主堂は中が博物館のように展示品が並び、観光地化されています)施設の維持・補修を行うのは、信者さんだということでした。
特になんの補助金も降りていないそうで、多くの信者さんが年金暮らしとなり高齢化が進む中、身銭を切って教会を守っているとのことでした。
観光バスの旅程に組み込まれるほどの場所も、いつ廃協会になってしまってもおかしくないですよね。

また、堂崎天主堂もそうだったのですが、五島の教会は基本的に土足厳禁、つまり靴を脱いで上がります。
こんなところもとても日本的ですね。

お次は、大瀬崎灯台!と言いたいところなのですが、ごめんなさい、霧しか見えませんでした!!!



前日に一緒にお酒を飲んだ島のお姉さんから聞いた話なのですが、絶海の孤島でさらに福江島には山もあるため、霧が発生しやすいのだとか。
小雨だったので、なんだかんだ景色見れるのではないかと思っていたのですが、甘かったです。

また大瀬崎灯台は、福江の港から見ると真反対側にあるのですが、このあたりはソフトバンクの電波がとても弱く、久しぶりに「圏外」の時間を過ごしました。
福江では、ドコモが強いそうです。



そして、楽しみにしていた高浜ビーチ!
雨は降り続いていましたが、それでもこの美しさ。

海には鮮やかなブルーから透明感あふれるエメラルドグリーンへのグラデーションが広がり、砂浜は眩しいほどの白。
砂浜を歩いてみると、さらさらふわふわと柔らかく、雲の上のようなそんな感触です。
ガイドさんによると、高浜ビーチの砂浜の多くは石ではなく貝殻が粉々になってできたそうで、だからチョークのようなさらさらふわふわなんだそうです。

私は、鎌倉生まれ鎌倉育ち鎌倉在住なわけですが、湘南の海が海だと思って育った身としてはなかなか「海が美しい」とか「海を見たい」「景色・景観としての海」というものを分かったいなかったわけです。
年中サーファーがいるし、サーフィンができるということは海は荒いわけで、夏の海の家はチャラくて騒がしいし、そもそも人が多い分汚いし、だから海=レジャー何度と思い込んでたわけです。

前回の関西旅行でみた天橋立もそうですが、高浜ビーチを見て私の認識していた海の狭さを思い知りました。

午前の観光バスが終わった後は、ランチタイム。
五島うどんとお寿司のセットをいただきました。



五島うどんは、讃岐うどん・稲庭うどんに並ぶ日本3大うどんの一つだそうで、細くて程よいコシが特徴です。
五島は、海の幸はもちろん豊富で近海の海でさまざまな魚介類が取れるのは勿論のこと、マグロなど大型の魚も養殖が盛んに行われています。
また、山があり川があるため、アユなど川魚も豊富に生息しているそうなのですが、何せ海の幸が豪華なので、なかなか川魚は捕獲・流通されたおらず、川を除けばたくさんの鮎が泳いでいるそうです。
また魚だけでなく、幻のブランド牛・五島牛や、半年前には予約完売する五島マンゴーなど、五島には島のブランド食材が盛りだくさん!
ブランド特産品だけでなく、福江では五島で唯一米の栽培もしており、島内の飲食店の多くは福江産のお米を使用しているのだとか。
米以外に野菜なんかも作られていて、地産地消として党内で消費されるほか、九州などでも販売しているそうです。
本当に、何を食べても全部美味しいのが、福江島でした!!!

このランチ中に、隣の席のおばあさまから声をかけられ、お話をして過ごしました。
隣の久賀島出身で、東京で就職・結婚されたのち、ご高齢になったお母様の介護で島に戻ってこられたということでした。
久賀島というのは、先述した世界遺産に島ごと登録されたロマンあふれる場所なのですが、話を聞く限り、福江とはかなり様子が異なるようでした。
福江島には役所や裁判所などの行政機関はもちろん、保育園から小中学校学校から高校まであり、バスやタクシーなどの公共交通も少ないながらも通っており、繁忙期には不足するそうですがレンタカーも複数の店舗が扱っており、コンビニ(ローソン)やドラッグストア、個人経営の飲食店が並ぶ、一見すると絶海の孤島とは思えないほど栄えた島です。人口も3万人弱いらっしゃるそう。
(とは言いつつも、栄えているのは港を中心とした市街地だけで、港から離れた地域では過疎化が深刻な問題となっているそうですが。)
一方で、おばあさまがご出身の久賀島は人口は約300人!島民は皆顔見知りで「久賀の**さん」といえばみんな私のことってすぐわかるわ!とおっしゃっていました。
ホテルはなく、宿は民宿のみ。レンタカー業者も一社で、舗装されていない狭い道も多く、バイクや一人乗りの車しか通れない箇所も多いのだそう。

おばあさまも、久賀で中学まで通ったあと、高校は福江で下宿生活を送り、初めはそのまま福江で就職されたのだとか。
お母様の介護で五島に戻ってくる決断をした時も、あまりにも不便なので久賀には戻らず福江で旦那さまと暮らすことにしたのだとか。

久賀島への憧れが高まった一方で、民宿しかない、公共交通どころか車も通れないというあまりの秘境さに絶句し、行くにはハードルが高すぎると正直思いました。
しかし、全く開発がされなかったからこそ、集落全体ひいては島全体が隠れキリシタンの影を生きたままに残す遺跡として、世界遺産登録に至ったわけで、そんな場所が日本あるなんてなんてワクワクするんだろう、とも思い、近い未来どうにかしていけないかな……と思っています。

ランチのあとは、山本二三美術館へ。



五島の旅、本当は晴れていたら自転車に乗ってサイクリングで景色を楽しもうと思っていたのですが、もう本当にずっとずっと雨!
雨でも楽しめる場所として教えてもらったのが、山本二三美術館です。

山本二三美術館は、元は江戸時代の中流武家のお屋敷だったそうで、明治以降もずっと人が住んでいたので状態が良く、現在では党内唯一残る武家屋敷だそうです。
そこを、五島出身で日本を代表するアニメーション美術監督・山本二三の美術館に改装したのだそう。
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ほら、天井もこの低さ。

山本二三は主にスタジオジブリ作品の美術監督を務めたことで知られており、館内には「天空の城ラピュタ」「ほたるの墓」「もののけ姫」などの背景画などが展示されていました。

高校からは九州本土の学校で下宿生活を送っていたようですが、幼少期に見た五島の美しい景色は、その後のアニメーション人生に大きく影響をもたらしたと解説されていました。
また、大人になって再び故郷の五島に帰って来た際に、農家になりたくなくて高校から家を飛び出したけれど五島の魅力を再認識し、もっと五島に貢献したいと思ったそうで「五島百景」を描かれました。
私が2日間で観光した場所の多くも、山本二三さんの繊細で鮮やかなタッチで描かれていました。

その後は、商店街を散策。
キャンドゥがスーパーみたいになっていたり、喫茶店がテイクアウトのケーキ屋さんの役割を果たしていたりなど、島ならではの生活を垣間見。






スーパーに寄ったら、見たことも聞いたこともない島で採れた魚が売っていたので、その日の夕飯にすることに。
追加で、地元にお豆腐屋さんの厚揚げや、お惣菜を買い足しゲストハウスへ帰還。



一人でのんびり、夕飯兼晩酌をしていたら、ゲストハウスのオーナーさんが到来。
この時初対面だったのですが「飲みいいこうぜ!」と夜の街へ連れ出され……。
老舗のバーに行ったのですが、程なくして移住の強烈なススメがはじまりました。移住のススメの一環?だったのでしょうか、イケメン独身の島民をオーナーが呼び出し、謎の合コン状態に。
2件目にも行ったのですが、そこには前日にいったワインバルのシェフが!「し、島ダァ〜〜〜激狭コミュニティ!」とちょっと感動。
みんながチヤホヤ奢ってくれて、ちょっとモテ女気分を味わった五島ナイトでした。

【4日目】

島ともお別れ。帰りも博多経由の鈍行フェリーに乗ったので、福岡に着いた頃にはもう夕方。
旅っぽいことと家ば、博多名物のもつ鍋を平らげたくらいですかね。



【5日目】
この日は、福岡から新幹線に乗って岡山まで移動。
新幹線の切符をホームで無くし、めちゃくちゃ落ち込んだまま改札へ行くと、なんと親切な方が駅員さんに届けてくださったそうで、無事に追加料金なしで降りることができました!!!

この日の目的地は、そう倉敷!
ロウロウのおかげで、デニムの生産が有名ということは知っていたのですが、あとは何があるかも全く調べずにとりあえず中心地っぽいところを散策。倉敷駅すぐの美観地区ですね。
美観地区は、江戸時代の街並みが残されている地区で、白壁の蔵屋敷が並び、道の真ん中に川が通っている趣のある景観が楽しめる街です。



せっかくなので、船にも乗り街並みをガイドしていただきました。
船は六人乗りだったのですが、私以外台湾からの観光客で、日本語も英語もわからないということで、船頭さんは私一人のためにガイドしてくださいました。ありがとうございました!



また、デニムをはじめとした紡績業が有名なので、もちろん?思わず?ショッピングも堪能。






デニムストリートは、比較的安価なアイテムもあり(倉敷産ではなくインポートアイテムのようでしたが)、バッグやヘアアクセサリーなど小物を中心に買い物をし、お洋服を買う予定はなかったのですが、ふらっと立ち寄ったお店ですごく好みに生地を見つけてしまい………
(正式には裏糸まで染めているのでデニムではないそうですが)インディゴ染めペイズリー模様のワンピースを購入しました。
長袖なのでまだ着ていませんが、生デニムだったので秋になったら沢山着て色落ち楽しもうと思います。

それから初夏の岡山といえば、桃!
桃のゼリーをいただきました。美味しかった〜!




この日は今回の旅で唯一のホテルステイだったので、ゆっくり体を休めることもできました。
駅から歩けて、観光地が程よい広さで、ショッピングにグルメ(主にスイーツ)も楽しめ、近くにホテルも多く、リーズナブルな価格でそれなり素敵なところに泊まれるので、旅ビギナーさんにめちゃくちゃオススメだなと思いました!皆様もぜひ一度行ってみてください。

【6日目】


早起きして、同じく岡山県の宇野港へ。そうずーっと行きたいと思っていた、直島へ行きました。
基本的に一人旅だったのですが、直島だけはお隣の豊島在住の友達と合流して楽しい2人時間を過ごしました!





午前中は、家プロジェクトという住宅地にある小さなアート作品群を鑑賞。







午後は、ベネッセの美術館を鑑賞しました。直島といえばの安藤忠雄建築の地中美術館と、最近新しくできたという李禹煥美術館を鑑賞。
李禹煥美術館の庭では「おでんだ!おでんだ!」(昆布みたいな黒くて平べったいオブジェとか、ハンペンみたいなオブジェが並んでいた)と楽しんでいたのですが、誰かとみて思ったこと感じたことを時にアホらしくも共有することこそ現代アートの楽しみだと思うので、本当にこの日は友達と合流できてよかったです!!!



夕方、友達が豊島へ帰ったあと、ずっと行きたかった「I♡銭湯」へ。



先頭が丸ごとアート施設になっていて、普通に体を洗いお湯に浸かる銭湯時間を過ごしながら同時にアートを楽しみ施設なのですが、隅から隅まで激カワ銭湯でした。
思わずタオルを買ってしまいましたが、シャンプーボトルや桶も買いたかった……。(この後も旅尾は続くので荷物を増やせなかった)

ゲストハウスにチェックインする前に、島唯一のコンビニで食料を調達。
調べたところオフシーズンや平日は、ディナータイムに営業しているお店が少なかったので、この日はコンビニ飯で済ませることに。
コンビニ飯とはいっても、少しずつ並んでいる商品が違ったり(白バラコーヒー初めて飲みました!)、地産地消の商品もあったりと、それはそれでちょっとした非日常を楽しめるものです。



そうしてゲストハウスについてみると、なんとゲストハウスの目の前のお店が、その日オープンとのことでした!
屋台というか、ウッドデッキというか、バルコニーというか。そんな感じのスペースに開かれたバーでした。
ということで、コンビニ飯を食べた後、一杯飲みに行きました。お酒は買ってきていなかったので、ちょうどいい感じでした、ラッキー。
先にお店いらしていた方と少しおしゃべり。21時閉店(はっや!)ということで20時前に伺ったのですが、20時半には最終バスが来るから、と帰って行く姿を見て「直島って、ベネッセによって完全に観光地化されちゃったと思ってけど、なんだかんだ暮らしはちゃんと島なんだなぁ」としみじみ思いました。

【7日目】
旅も終盤戦。この日は、フェリーを乗り継ぎ、小豆島へ!
小豆島はバスで巡れると聞いてやってきた(免許持ってない)のですが、実際のところバスはテトリスのように綿密に計画しておかないと、暇を持て余したり、目的地へつけなくなったりするので、注意してくださいね。

私は小豆島で、24の瞳映画村・マルキン醤油記念館・オリーブ公園を巡ったのですが、行きたかったエンジェルロードや農村歌舞伎の舞台を旅程に組み込めず。
五島でも思いましたが、移動手段がバスと自転車しかないの島旅きついので、取り急ぎ原付免許を取ろうと思います。

さて、小豆島の記録ですが、最初の24の瞳映画村が何より最高でした!
私は映画もドラマも、坪井栄の原作も、何も見ずに行ってしまったのですが、それでもめちゃくちゃ楽しめました。





映画で実際にロケで使われた海辺の学校の建物があり、エモーショナルが最高潮に。






近くには、モデルとなった実際の分校もあり、そちらも見学しました。







映えてました。
その後、マルキン醤油記念館やオリーブ公園を観光。





全く同じ旅程で動いていたカップル?ご夫婦?がいて、オリーブ公園では写真を撮っていただきました。





そうそう!実は、直島の終わり頃からものもらいが発症してしまい、すっぴんにメガネで過ごしていました。
なんと日記を書いている今もまだ完治しておりません……。というのも、小豆島大きな総合病院はあれどもちょっとした薬局やドラッグストア、個人の眼科やクリニックがなく、初期治療が遅れてしまいました。
のちにバックパッカーさんのYouTubeやブログを見て学んだのですが、常備薬はもちろん簡単なお薬(痛み止めとか、葛根湯とか、抗菌目薬とか)は島旅するときは持って行ったほうがいいです!!!

最後は、瀬戸内海の穏やかな海を見ながらパンケーキを食べました。



めちゃめちゃ美味しかったです。

【8日目】

この日は超早起きをして、姫路へ移動しました。
バスとフェリーの時刻表ってある程、乗り換えしやすいように組まれてると思うじゃないですか?ノンノン!!!平気で1時間とか待ちじかんが生まれるようになってて、ロスタイムなく過ごすには7時代のフェリーに乗るしかなく、5時起きでした。小豆島、やっぱ車必須です。
(ちなみに、直島は車なしでも、バスor自転車で十分です)

姫路についたら、まずは眼科!と思ったらなんと木曜でクリニックが休診日!
気休めでも、とマツキヨで抗菌目薬を手にいれたのち、観光開始です。



一番のお目当てはそりゃあ姫路城!登りました。



そんなに多くのお城を知らないのですが、とにかく白くて大きかったです。
白人のムキムキのイケメン観光客が多くて、それもまた楽しかったです。

午後は、姫路城隣の好古園へ。







こちらは、平成に入って作られた日本庭園なのですが、正直私は姫路城よりもこちらの方が楽しかったです。
かなりにひろさで、この日は超快晴だったのもあり、熱中症との戦いでした。暑すぎて暑すぎて、自販機で買ったポカリをその場で飲み切っていました。

レンタル自転車を借りて、城下町を回ったりもしましたが、城下町は空襲で焼け尽くしたそうで、いわゆる趣のある街並みではありません。
なお、姫路城自体は戦時中は空襲から逃れるために真っ黒に塗られていたそうで、そのおかげもあってか、焼けずに残ったということでした。

さぁ、もう旅も終わりです。沢山汗をかいたので、近くのホテルの大浴場へいき汗を流し、その足で神戸まで移動。
最後の晩餐は、南京町でいただきました。



神戸の夜をお散歩しつつ、夜行バス乗り場へ向かい、帰路です。

ここまでで、 9千文字弱。一体誰か一人でも、ここまで読んでくださいましたでしょうか?
ざっくり旅行記のつもり(だし、本当にもっと沢山の事があったのですが)が、超大作になってしまいましたが、斜め読みでも、一部飛ばしでも、どなたかが楽しんでいただけたり、参考になれば幸いです。

一番の学びは「薬はすぐには手に入らない、持っていけ」です。
それでは皆様も夏をエンジョイしてくださいね、アディオス!美菜子でした。