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マキ
2024-09-18

MAKI SIX

こんにちは、MAKIです!

かれこれ9年間、長岡造形大学の表現デザインの非常勤講師をさせていただいておりました。
それぞれ講師がアーティストを提案して、そのアーティストの最新作を学生が作るという授業で、
毎年面白い作品が見られるのを楽しみにしておりました。

しかし残念ながら、そんな授業も今年で終わってしまい、
来年はもう行けないのかと思うととても寂しいです。

かれこれ9年間、私も勉強しつつ色々なアーティストを提案して参りました。
元々好きだったり、調べて琴線に触れたアーティスト、
ジョージアオキーフ、河鍋暁斎、ルイーズブルジョワ、三島喜美代さんなど、
そして最終回は悩みに悩みまくって、ファッション界の大御所、川久保玲さんを提案しました。



川久保玲さんと言えば、ボロルックの「黒の衝撃」が有名ですが、
黒の衝撃を皮切りに、ヨーロッパのファッション界において、数えきれない改革を行ってきました。


左右のデザインが極端に違うアシンメトリーや、
芯地や裏地を露呈させるデザイン、何度も洗って縮こまった布地を生かしたり、
ずらし、偏り、置き換え、交叉(こうさ)、反転、上と下、男と女、前と後ろ、未完成と老朽…..
あげたらキリがありませんが、それまでヨーロッパが育んできたファッションの伝統、
凝り固まった現場に疑問をぶつけやってのけたデザイナーさんです。


更に進化が止まる事がなく、82歳の現在も服を作り続け、
世の中にアンチテーゼを投げかけている尊敬すべき方です。

そんな事を勉強した学生のうちの子の一人に、コムデギャルソンの
「SIx」というビジュアルマガジンをテーマにした子がいました。


「SIX」は、コムデギャルソンのスピリットを服でダイレクトに伝えるのではなく、
言葉や身体で表現できない、五感以外の感覚に訴えるもの。

捉え方は違いますが、私も第六感的な感覚で服を作りたくなりました。

アトリエで眠っていた生地や部材を組み合わせ、
その時のシックスセンス(第六感)で作った服のシリーズ、
シックスセンスの「6」、またROUROU「66」に因んで、
6種類の服を全て1点もので不定期に作って行こうと思います。

最初に作った6型を紹介します。

M・SIX001
「蓮唐草ジャカードデニムノースリーブブラウス」
価格:¥18,000



「MAKIメモ」
岡山の織屋さんで、浴衣用に織ってもらた残布を使用。
2023年の夏の暑い日に端切れをブリーチ。
ブリーチした時のバケツが小さかったので、かなりムラになてしまったけど、
ムラがいい感じにだったので、いつか何かに使おうとしまっておいた。

M・SIX002 「ボンディングブルゾン」
価格:¥45,000
※こちらはSOLDOUTになりました



「MAKIメモ」
2017年の秋冬で使用した残布を使用。
チャミと、いつかこの技法を使った生地で服を作りたいと、
長い期間企画をあたためた思い入れのある生地。
当時は少しエレガントなアイテムを作ったけど、カジュアルなアイテムにもしてみたかった。

M・SIX003 「菊シフォンマオカラーワンピース」
価格:¥35,000



「MAKIメモ」
17周年の時に出したワンピースの生地を発掘。
この時は第2子を出産したばかりで、とにかく時間が無かった。
でも時間の制限がある時って、意外といいものができるのかも。

M・SIX004 「アジアンモノグラム刺繍チュニック」
価格:¥37,000



「MAKIメモ」
20周年で作ったアイテムの生地を発掘。
20周年イベントはコロナ禍で動画配信をした。
モデルの友人や、慣れ親しんだヘアメイクさんやカメラマンさんとの
楽しかった撮影が思い出される。

M・SIX005 「パッチワークTシャツ」
価格:¥8,800



「MAKIメモ」
全く違う時期に違う場所で作られた生地を重ねるのは面白い。
ドンドン重ねたくなるので、引き際が肝心?

M・SIX005 「ステッチTシャツ」
価格:¥8,800



「MAKIメモ」
ダーニングされているお客さんの影響で、子供の服の繕い物や
ステッチ刺繍を始める。Tシャツへのステッチは初めての試みで楽しかった。



こちらの商品は、店頭に置きつつ通販にもupしております。
共通在庫となりますので、店頭に在庫があっても、通販で売れた場合、
また通販でSOLDOUTになっていなくても、店頭で売り切れてしまった場合は、
販売ができない場合がございますので、ご容赦くださいませ。