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ボス
2006-02-17

ノンタンのこと

お店に来られている方にはノンタンこと、鷲尾「姐」はもうすっかり
お馴染みですよね。
そのノンタンの事について、みなさんにちょっとお知らせがあります。
ROUROUの商品は約半分くらいを、国内の縫製工場で作っていて、
残りの半分をベトナムとインドネシアのバリで生産しています。
ベトナムの方には、ある会社を通じて生産管理をしてもらっているのですが、
インドネシアの方はたまにMAKIのブログなんかに登場する現地駐在員の
「JUNちゃん」を通じて、すべてのオーダーの生産管理をしてもらっています。
現地駐在員の仕事はとても大変で、且つ重要な仕事です。
日本から送られてくるオーダーのファックスやメールをインドネシア語に
通訳する事はもちろん、オーダーの数量や仕様を見て、現地に10社以上ある
ROUROUの協力工場の中からそのオーダーが得意そうな工場にオーダーを振り分け、
その後の納期管理や品質管理、部材の調達手配などの、生産管理をするのです。
まったく同じパターン、同じ素材を使ったものでも、縫い手によって、まるで
違うものになってしまう事も多い、縫製のシゴトは作る側はもちろん、それを
管理する側にとっても、とても微妙な感性を要するシゴトです。
微妙なニュアンスを理解できる感性を持ち、その一方で品質に対する知識や
厳しい目を持ち、相手にそれを伝えるというのは、口で言うほど簡単ではありません。
日本から送られてくる「レシピ」にしたがって、求められた味をきちっと守った
「料理」を適切な時間に届けること、それが現地駐在員のシゴトです。
腕のいい工場の噂を聞きつけては、忙しくても、どんなに遠くても
バイクですぐに視察に駆けつけるJUNちゃんのお陰で、最近では
インドネシアのシゴトの幅も量も少しずつ増えてきました。
しかしオーダーが少しずつ増えるにつれ、段々と一人の駐在員では
仕事をやりきれなくなってきました。
また、オーダーの仕様がどんどん繊細、高度になっていく中で、元々
アパレル出身ではないJUNちゃんが、それを理解し工場に伝える事にも
少し限界が出てきました。
ROUROUをイメージするとき、お客様からしてみると、お店の雰囲気や
販売員の顔、そして商品を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろんそうした側面も、ROUROUの大切な一面であると思います。
でも、すべての商品を「作って売る」ROUROUにとって、商品が「作られる
現場」は「売られる現場」と同じくらい、いやもしかしたらそれ以上に
大切な一面だと思うのです。
その大切な仕事をしに、われ等がノンタンにしばらくインドネシアに行って
もらう事になりました。
現地に法人を設立し、小さな事務所を構え、そこの責任者として駐在してもらう
予定です。
ROUROUの商品を作っている、インドネシアのバリは海や森がとても美しい島です。
人々も人懐っこくて明るくてROUROUの商品も、明るい日差しの差し込む工場で、
みんなニコニコしながら作ってくれています。
海外には様々な国に、他にも安くて、効率的な工場がたくさんありますが、
そんな中でもROUROUの商品を作るには、バリはとても理想的な環境だと思っています。
素敵な環境で、ニコニコして楽しみながら作られた商品は、目には見えないけど、
きっと素敵な印象をお客様に与えるんじゃないか、と僕たちは考えているのです。
ずっと昔から、「いつか南国に住む!!」と言っていた本人にとっても、
ちょうどいいチャンスだったようです。
この事は、実は本人からの申し出でもありました。
彼女は現地での法人設立、そこでの駐在が決まり、とても喜んでいます。
ROUROUを通して彼女の夢が叶い、そして、より可愛い商品をより安定的に
作って行くことが出来るという事を、僕たちも嬉しく思っています。
ノンタンの意気込みについては、近日中に本人の日記にUPされると
思いますので、そちらをご覧になってください。
という訳で、ノンタンがみなさんにお会いできる機会が少し減ってしまうという
お知らせです。
彼女に直接会う機会は減っても、彼女の魂がこもった商品はこれからドンドン
店頭に並びます。
とは言っても、年に2-3回は帰ってきてもらうつもりですので、そのときには
皆さんに会える時間をなるべく多く作るつもりです。
4月から出発してもらう予定です。
最近では、ほとんど店頭に出る機会がなくなってきているので、3/12の
中華街での「マキノリサンデー」、3/25に中華街で予定しているお食事会が、
彼女に会える最後の機会になるかもしれません。
お時間のある方は、是非お店に足を運んでください。