2015-08-27
マドリードへの旅
昨日の帰り道、「リフレッシュしにのんびり旅行にでも行きたいね」と話していたら、一緒に歩いていた息子が「じゃあ今からホテルに帰ることにしようよ!」と提案。
見慣れたマンションの前に立ち「うわー!!パパ見て!綺麗なホテル!!中はどうなっているのかな?」と本気モード。
「ほんとだ!綺麗なホテルだね」
僕たちもそのまま悪ノリ。
「ホテルで着替えて食事行こうよ。どんなレストランあるのかな」
ちょっと遅い時間だったのですが、外で食事をすることにして、いつも通ってる本牧通りを「綺麗な街だね」とあてもなく歩き、小さなスペイン料理屋さんを見つけました。
いつも車では通っているのですが、間口の小さなそのお店の存在は知りませんでした。
カウンターだけの小さな店内。笑顔で迎えてくれた初老のご夫婦。店内にはひかえめな音量でラテンの音楽がかかってます。
オススメのスペインワインとパエリアをオーダーし、ご主人が修行したマドリードの事やヘミングウエイのスペインを舞台にした短編の事などを話していたら、本当にスペインの街角に迷い混んだ様な気になってきました。
お腹もいっぱいになり「さ、家…じゃなかった(^_^;)…ホテルに帰ろう!」と家族で手をつなぎ、旅先の美しい街並みを眺めながら帰路に着きました。
どんな見慣れた日常も、ちょっとした気持ちの持ち方で全く違う世界に見えるんだと息子から教わった気になりました。
いつも残業に付き合わせてごめんね。
今度は朧朧国の事も一緒に考えてね。
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