横浜ビールの制服をデザインさせていただきました。
横浜ビール・驛の食卓のホールスタッフの制服をデザインさせて
いただきました。
シャツは「収穫前の麦畑」を連想するような麦の刺繍を
全面に施しました。
少しザラツキのある鹿の子のオックスフォード素材を使用し、
その上に金の麦を刺繍しました。
そしてさらにこだわったのはデニムのエプロンです。
「酒屋の前掛け」風のエプロンに横浜ビールの(初代)ロゴマークを
大きく、抜染プリントしました。
デニムはジーンズの産地、倉敷の工場で縫製しました。
少しオンスの重めの本格的で丈夫なものを選び、ステッチも
ダブルステッチやチェーンステッチを使いました。
使うごとに「使用感」を出していってもらうために
あえてユーズド加工は行わず、ワンウォッシュのみで納品をさせて
いただきました。
今後、使う人ごとの仕事が「シワ」や「ヒゲ」によって
表情として現れてくるでしょう。
日本独自の「酒屋の前掛け」と「デニム」という西洋の素材を
組み合わせる事により、異文化がミックスした横浜を表現した
つもりです。
約一年越しで打ち合わせを重ね、デザインをさせていただきました。
太田社長の「食」やレストランに対する熱い思いを少しは表現できたかと
自負しています。
地元横浜にこだわった旬のおいしいお料理を食べに是非行ってみて下さい。
→横浜ビール・驛の食卓
ローズホテルさんの制服や江戸清さんの制服にひきつづき、
横浜を代表する企業の方々とお仕事がご一緒できて本当に光栄です。
とてもたのしいお仕事でした。