月別アーカイブ

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

2002年


ブログ検索

アゾン ROUROUリュック 刺繍 ブラック、セットアップ トメ ラメニットカーディガン 獅子舞 ダブルムートンジャージー 都内 クレマチス ファー 手刺繍 シェルボタン チュールカットソー ROUROURADIO ピノ ROUROUTシャツ トメ キタミ シェアキッチン モザイクピンク Tシャツ はなあさぎ LOTUSコンチョレザーブーツ TOKYOWEEKENDER panda セール、旅するROUROU 柳井正 Vネックカットソー yurika 花浅葱色 アネモネ唐草 水彩 レース、カーディガン、2017春夏 もっとROUROUの日、蓮、唐草、BLUE 吉祥柄トートバッグ 旅するROUROU 京都 お蔵 trip マルチウエイスカーフ巻き方 ガーベラチュールフリルスリーブカットソー 代官山 割引 男と女のラブゲーム ハマカラ パンダパフェ ツイード、ツイードワンピース、 バルーン
ボス
2005-06-28

「おめでとう」に「ありがとう」

初めてお店を始めた時、中華街のROUROUのある通りは梧空さんも
小龍包屋さんもまだなく、とても寂しい通りでした。
オープンしたのは冬だったので、日が暮れるのがとても早く、
日が暮れると通りの人影もすっかり途絶え、いつ来るかも判らない
お客さんを首をながーくして待ってました。
当然ながら、始めたばかりのお店では常連さんがいるはずも無く、
店に入って来て買い物をしてくれるのは、もっぱら親兄弟、親戚、
それから知人友人ばかりでした。
その時に、身内や仲間の大切さを身を持って知りました。
あの最初の1-2ヶ月に彼らが来なかったら、今日のROUROUはなかったと思います。
作ったモノが売れなければ、新しいモノを作るお金もないわけですから、
持てる物の全てを改装と仕入れに宛てたスタートは今考えれば、
相当無茶な出発だったと思います。
好きか嫌いか判らないけど、心配や同情で沢山の身内や友人が
少しずつ僕達の作ったモノにお金を払ってくれました。
そのお金を使って、また商品を少し仕込み、また少しずつ売って。。。
そんな日々でした。
あの時僕達を支えてくれた一人ひとりの顔を僕もMAKIも
たぶんずっと忘れないと思います。
それでもひとり、また一人と馴染みのお客さんが増えてきて、
今では、本当にたくさんのお客さんに支えられ、その恩恵により、
「Lotus Room」という新レーベルをオープンさせる事まで出来ました。
たくさんのお客さんに「おめでとう」と言って頂きました。
直接お店にはこれない方からも、たくさんのお祝いのメールやお手紙、
贈り物を頂きました。
睡眠時間もお休みもあまり満足にありませんが、自分達の好きな事をやって、
たくさんの方に喜んでもらえるなんて、僕達は本当に幸せです。
「着ることで幸せな気持ちになれる服」を僕達は作りたいと
常々考えているのに、お客さんの方に幸せな気持ちにしてもらっていたんじゃ、
まだまだ修行が足りないですね。
たくさんの「おめでとう」に対して、たくさんの「ありがとう」を込め
今後もモノづくりを続けて行きたいと思います。
オープン時の頃の様に、応援してくださっている皆さんの一人ひとりの
顔を全部覚える、という訳にはいきませんが、皆さんからの
お気持ちはずっとずっと忘れずに、これからもやって行こうと思います。
今後もどうぞよろしくお願いします。
▼の左の写真、ROUROUのあった場所にあった中華料理屋さんの写真です。
今とだいぶイメージ違いますよね。