最後の晩餐
「明日、世界が終わってしまうとしたら、最後に何を食べる?」
なんてベタな質問なんでしょう…。
でも、私の答えは昔から決まっています。
好きな食べ物は多々ありますが、断然「だまっこもち」!
正式名称は知りませんが…父親の出身地・秋田のお鍋料理です。
簡単に言ってしまえば、
「きりたんぽ」のご飯が棒状ではなくお団子になっているもの。
小さなころから馴れ親しんだ、大好きな味です。
なぜこんな話をするかというと…。
先週、友人宅のジンギスカンパーティーにお呼ばれしたからです。
実はちゃんとしたジンギスカンを食べるのは初めてだった私。
その美味しさはもちろん、調理の流れやお鍋のカラクリにも大感動!
そして、北海道出身の旦那さまと同じように、
神奈川出身なのに手慣れたジンギスさばき(?)の友人に,
「家族になるってこういうことか…」と思ったのでした。
その数日後に会った友人の奥さんは明石出身。
たこ焼きやさんでバイトしていたとのことですが、
たこ焼き作りの腕前は、たこ焼き素人の友人の方が上手で(笑)
よく話を聞いていると彼女が働いていたのは「明石焼きやさん」。
「おお~」と思わず唸ってしました。
考えてみれば、私にとっては「家庭の味」である、
秋田の「きりたんぽ」や「しょっつる鍋」も、
「食べたことない!」「知らない!」という方がたくさんいらっしゃるんですよね。
全国各地からいらっしゃるお客さまに、
いつも食べ物のことばかり聞いてしまう私ですが(笑)
まだまだ行ってみたいところ、食べてみたいものがたくさん!です。
ああ・・・こんな話をしていたら、お腹が空いてきました・・・。
皆さまの「故郷の味」「家庭の味」はなんですか?