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スタッフ
2009-06-26

100m走にしたら、きっと2秒

今朝がた、幼なじみの雪がメールをくれました。
「大丈夫?元気だしてね。」って。
さすが27年もの付き合いだな、なんて思ったものです…
だって小さな頃から私が当たり前のように愛し、尊敬していた
マイケル・ジャクソンが死んじゃったっていうんですから!
うーん、テレビを見てもラジオを聞いてもやっぱり信じられません。
もともと私の中では、マイケル・ジャクソンって軽く仏だったんですよ。
物心つく前から、まるで説法のように、延々と聴かされ続け見せられ続けた
「スリラー」に「ビート・イット」「ビリー・ジーン」…
私が成長するにつれ、いつしかマイケルは「スターの象徴」どころか、
それをはるかに上回るような遠い遠い存在となっておりました。
よくマイケル・ジャクソンは「キング・オブ・ポップ」と呼ばれていますが
いっそ「キング・オブ・象徴」ですよ!
パフォーマンス、セールス、スキャンダル。憧れ、嫉妬、欲、好奇心。
何かにつけてマイケルはシンボルとして横におかれていたんですよ!
こんな人がかつてあろうか!これからはどうだ!
彼の新しい曲や、行われる予定だったライブを
もう聴くことも観ることもできないなんて悲しすぎます。
でも、今までの50年間、全速で走り続けて、つらいこともあったでしょう。
全速力すぎですよ。きっと100m走にしたら、2秒くらいじゃないでしょうか。
見えないです。もう見えない。速すぎて。
それはいいとして、とにかくこれからはゆっくり安らかに眠ってほしいです。
ありがとう、マイケル・ジャクソン!
あなたが生きた半世紀に
自分の人生をタイミング良く重ねることができて、本当に幸せでした。
ちなみに、新潟にトラックを向けていた父は、
今日のお昼頃、自信満々な声で電話をかけてきまして
「臨時ニュースです!マイケルが亡くなりました!」
と叫んでいましたが
「あ、今テレビでやってるよー」と言ったら
「…こ、こっちの新潟は気温が34度もあるぞー!」
と途端に話題を変えていました。お父さん、ごめん。