【叔母馬鹿注意報】3年間の思い出
先日、甥っ子のワシントンが3歳の誕生日を迎えました!
最近では、近所に住むおじいちゃんに「ワシン」という
純日本人的な響きのあだ名をつけられ、それが保育園にまで浸透しています。
私たち身内や、本人は「トントン」とかわいらしく言い続けていますが、
「ワシン」からいよいよ「和親」みたいな風格になる日も近そうです。
それにしても3年という月日はあっという間でした。
しかし、こうやってパーティーなぞ開くと、
たくさんの思い出がよみがえってくるものです。
妹に産休させてあげたかったのに、寸前まで仕事させちゃって・・・
おかげで妹のイライラは止らず、
「かわいく生まれてこなかったら、承知しねぇぞ」と腹にむかってブツブツ念じていたな・・・
2008年8月、ちょうど北京オリンピックの開会式があった夜。
静まり返った深夜の我が家で、父が
「突然!カタカナ的な文字が流れて!!」と寝言を叫んで、飛び起きたあの夜。
合図を受け取ったかのように、妹の陣痛が始まって。
ところが、翌朝、「陣痛じゃなかったみたい」と言い出して。
でもって、結局その晩「陣痛でした、すみませんでした」ってなってから、
痛みが増し、それでも一向に事態が進まず、帝王切開・・・
翌朝送られてきた写真からすでに、思いっきり外人顔だったよね・・・
おかげでカタカナ的な文字が、私の頭の中にも流れたよ。
そう、義弟が半ば強引に決定した名前、
「ワシントン」がね・・・
はじめての甥っ子、当然かわいくて仕方がなかったけれども、
それ以上に、横ではなく縦にざっくり縫われた妹のお腹が、
かわいそうでかわいそうでしょうがなかった・・・
「なんで妹がこんな目に!チキショウ!ドチキショウ!」
あの悔しさと引き換えに、この3年で得た忘れられない瞬間の数々。
初めてご飯を食べた時、言葉を発した時、
歩いた時、トラックのハンドルを握りはじめた時。
連日の夜泣き、物投げ、噛み付き、だだこね。
私の足をギュッと抱きしめる並々ならぬ腕力。
ワッ!と驚かした時の、おそれおののく表情。
くすぐった時の、天まで届く笑い声。
まったく体に気を遣わない妹なので、
お腹にはミミズのような傷と、いくつもの妊娠線が残っていますが、
いいことも悪いこともすべてここからやってきた証ですから、
今の私にとっては「かわいそうな」ではなく「誇り」の傷であります。
どうかこの子が、将来立派な競艇選手になってくれますように。
私に一生なついてくれますように。
変な彼女とか連れてきませんように。
他人様に迷惑をかけず、まっすぐ育ってくれますように。
とにかく健康で幸せな人生を送れますように。
※オマケ※
保育園がくれた誕生日カードの裏に、
「好きな遊び プール」「好きな食べ物 オクラ」と書いてあったので、
「好きな遊び プールサイドで・・・」
「好きな食べ物 オンナ」
って書き直していい?と言ったら、拒絶されました。