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2005-09-05

遠く北欧に想いを馳せる byアヤノ

音楽を愛す生活を送る中、あることを実感しました。
「音楽には国民性がある」ということ。
そりゃ一言では片付けられないものですが、
やっぱりそのアーティストの育った環境というものが大きいもので、
「日本人らしさ」「イギリス人らしさ」みたいなものが、
どこかしこににじみ出てくるわけです。
その「音楽の国民性」とやらを実感したきっかけが、
北欧からリリースされる音楽でした。
北欧=スウェーデン、デンマーク、アイスランド、
そのあたりしか国名が挙がってこないのですが、
とにかく、いい音楽が生まれる土地なのでしょうね。
いままで北欧出身のアーティストで期待はずれだったためしがありません。
天気があまり良くなくどよんと空が曇っている、
でも清潔に整然とたたずむ美しい土地からは、繊細で耽美な音楽が届きます。
なぜかものすごく懐かしい、どこか童謡みたいなメロディ。
日本とどこかしら似たような所があるのか、
とても日本人受けする音楽を彼らは奏でているような気がするのは私だけでしょうか。
そんなわけで、私の中では北欧はいつか訪れて、
どっか似た所をこころで感じてみたい場所なのであります。