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ボス
2006-05-23

失敗電話と中国出張

ROUROUにはいろんな営業電話がかかってきます。
最近は更に輪をかけてかかってきている気がします。
多い日には10分に1本くらい。
通常の業務電話よりも多いくらいです。
売込みをしたい気持ちも分かりますし、僕もサラリーマン時代に
飛び込み営業をやっていた経験もあるので、売り込む側の気持ちも
分かりますし、見込み客に冷たくされる辛さも分かります。
ですから、出来るだけ優しく丁寧に対応をしていたんですが、
最近では何を売りたいのか、何の会社なのかよく分からない会社から
頻繁に電話がかかってきます。
たとえば、
営業:「あっ、加藤ですけど、社長いますか?」
僕 :「ハイ、私ですが」(あれ、知り合いかな?)
営業:「お世話になります。御社担当の加藤です」(かなり親しげ)
僕 :(んんん…?この人しらないかも)
営業:「営業のご挨拶に行ってもいいですか?」
僕 :「何の営業ですか?」(おい、いきなりかよ)
営業:「新商品のキャンペーンについてです」
僕 :「何の新商品ですか?」(忙しいのに困ったな)
営業:「御社が得する商品です」
僕 : ・・・
営業:「商品を持参し、今からお伺いして説明します」
ほんと、こんな感じの電話が10分に1本くらいかかってくるんです。
どこかの台帳リストにウチの会社が「いける!甘い」とでも
書いてあるんですかね。困ったものです。
そんな電話が、超忙しい時間に今日もかかってきて、
受話器の向こうでモジモジしながら質問ばかりをして、
なかなか用件を言わないので、普段のストレス発散とばかりに、
「何のご用件ですか?」「名前を名乗らず失礼じゃないですか?」
って言ってしまったんです。
ところが、その電話は彼女の誕生日にプレゼントを探していた
男性のお客様だと発覚!!∑(゚□゚;)ガーン
今日昼頃、ROUROUアトリエに電話をかけていただいたお客様、
大変失礼致しました。
本当に本当に申し訳ございませんでした!!!
いつも丁寧に答えているのに、今日に限って大失敗をしてしまいました。
さて、明日から邱永漢先生と一緒に、1週間中国出張に行ってきます。
香港から入り、深センに行き、ソコから温州に飛び、そのあと北京。
中国のミラノと呼ばれる温州が今回の出張のメインです。
短い旅程ですが、中身の濃い出張になりそうです。
邱永漢先生は、最近僕がビジネスについていろいろ教わっている、
直木賞作家の事業家です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%B1%E6%B0%B8%E6%BC%A2