成都からもどりました
三国志の蜀の都、「成都」に行ってきました。
フランスから帰ってすぐの出張だったので、いささか疲れましたが、
いやー中国はすごいですね。
何がすごいかって、行くたびにすごい「勢い」を感じるんです。
上海や北京にはこれまで何度か行っていたのですが、成都は初めて。
成都は四川省の首都で人口は約1000万人。
四川省は1億人だそうです。
つまり省が日本で、省都が東京みたいな感じで、人口ひとつ
取っただけでもスケールが大きいですよね。
内陸に位置する成都は、田舎なんだろうと思っていたら大間違い。
高層ビルが立ち並ぶ大都会でした。
人々の服装や走っている自動車、売っている商品などを見ると、
もちろんまだまだ東京とまでは行きませんが、10年前の話や
5年前の話なんかを聞いていると、ものすごいスピードで
進化していて、もう10年後にはどうなっているんだろうと
想像もつきません。
それから、「陳麻婆豆腐」。
あれ、食べたことある人いますか?
唐辛子の辛さじゃなくて、山椒の辛さなんですね。
舌がジンジンしびれるのですが、なんだか病みつきになる
辛さですね。
食べ物も美味しいし、自然はキレイだし、人は親切で温和だし
成都って、ホントいいところですね。
蜀を収めた劉備玄徳の宰相、「諸葛孔明」は中国でとても
人気があります。
その孔明を祭った、「武侯祠」にも行ってきました。
朝早くに行ったのですが、中国全土から集まった中国人観光客で
いっぱいでした。
豊かになり、中国人も旅行をする時代に入っているんですね。
▲どっちが孔明で、どっちが劉備かわからなくなっちゃった…