クレマチスの柄ができるまで
サイトのトップページに使われている来季秋冬の柄クラマチス。
クレマチスの図案をマキから渡されるまでお恥ずかしながら、その花の名前を知りませんでした。
最近まで「クレチマス」と言い間違えてました(^_^;)
今日はまた図案ができるまでのお話を簡単にしたいと思います。
原案はいつも通り、マキによる鉛筆描きです。
これに色を付けて行くのですが、今回はグラフィック上でつける物と手描きのものがあります。
手描きの方は追々紹介して行きます。
まずデザインの段階からマキのダメ出し。
以下を見て下さい。
パターンにしたデザインをタイル上に送って行くと…
点線の丸の部分が混み合っていてちょっと気になると言うんです。
葉っぱをずらしたり角度を変えてようやくOKをもらいました。
OKをもらったのは以下の柄。
これ、不思議と手描きの図案だと、まったく気にならないんですけどね。。。
あと花の中のメシベ(オシベ?)の数。
カフェの店番中に、花の花芯のメシベが多いとか少ないとかで、追加の修正を指示されます。
(こっちは皿洗いが忙しいっちゅうの!!笑)
以下の上下の画像をそれぞれ見比べてみてください。
なんだか「間違い探し」みたいですよね。
どちらになったかは実際の生地が出来上がって来てからのお楽しみ。(*^_^*)
まあ、柄をここまでじっくり見る人は少ないと思いますが。
でも、こうしてひとつのプリントを取っても、出来るまでにいろんなプロセスがあるわけなんです。
マキと電車に乗っていて、目の前の人のワンピースの柄とか、包装紙の柄とかの「おくり」が気になってしまい、顔を見合わせることもしばしば。(^_^;)
職業病ですね…(^_^;)
ところでクレマチスの花言葉は「心の美」だとか。
ROUROUのコンセプトに通じる花言葉ですね。