2015-09-09
クレマチス柄・手描き編
前回に引き続き今回はクレマチス柄がの手描きの図案がどの様にして出来ていくのかご紹介します。
元となる図案は鉛筆書きで一緒です。
でもこっちはそれに手描きで彩色していきます。
背景は別に色付けするんですが、その色を見て背景上に柄が乗ったところを想像しながら描いていきます。
▲上記図案が▼下記図案の上に乗るわけです。
元々の図案は四角のタイル状の柄。
これを「ひと送り」にして上下左右に送っていくと以下の様な図案になります。
手描きだと、切れ目の部分がどうしても出来てしまうため、それをどこで図案が切れているのかモチーフの図案、背景の図案、それぞれ別々に分からなくなるような処理をするのですが、ちょっと専門的になってしまうので、割愛します。
赤のクレマチス柄は以下の様な感じ。▼
紫の図案と同じように、今度は赤の背景の上に乗せていきます。
実はこの赤い色を出すのが苦労しました。
スキャンしたデータの色と実際の色に結構「ブレ」があって、何度もやり直しました。
プリントの段階でも実際のデータと多少色合いが変わってくるので、一番最初のデータは特に慎重に作ります。
今回はYOUTUBEでも出来て行く様子を公開しました。
ご興味あればどうぞ。▼
前の記事 癒され動画
次の記事 ROUROUデニム物語