雨にふられて byアヤノ
今日東京は、ざざぶりの雨でした。
傘を持たずに家を出て、「やられたー」って
思った人も多いんじゃないでしょうか。
はい。私もその一人です。
ちょうど電車のなか、外をぼやーんと眺めていたら、
はげしく無数に空から降るものが。
「ざざぶりの雨のなかに閉じ込められた」、みたいだった。
電車を降り、結局500円傘を買う羽目になったし、
靴もカバンもびっしょり。
でも今日のみたく暴力的な雨は、ほんのたまにだったらスリリングで楽しいかも。
あれ?雨きらいなんじゃなかったの?と首をかしげた方もいらっしゃるでしょう。
テンション下がるし、あんま好きじゃないですよう。
でも、「雨の日もいいなあ」という時も確実にあるんです。
雨の日の良いところを見つけたとき。
雨ふりだからこその過ごし方が出来たとき。
そういうときは雨の日が好きになります。
たとえば、今日は本屋さんで雨の日を半分ちかく過ごしました。
雨と本は良いコンビネーションなんです、きっと。
今日は澁谷のブックファースト。
ご親切にイスまで置いてあって、つい長居。
写真集から、雑誌から、旅の本、詩集、小説手当たり次第手にとってみます。
雨の日の本屋は楽しい。
それは、幼い頃よく雨の日を過ごした図書館に繋がるものがあるからかも。
実は、梅雨のあけきらない時期に私は生れました。
だからなんだか雨とは、
仲良くしなきゃいけないような気もするんですよね。
もっと雨の日の楽しみバリエーションを広げたい。
ながーい梅雨に備えて、LOTUSの傘を買おっかなあ。