怪我の功名
昨日、夕食(と言っても深夜2時ですが)の後片付けをしていて
持っていた包丁で、自分の手をスパッと切ってしまいました。
買ったばかりの包丁。いやー、よく切れましたね。
一拍おいた後に噴出すような血で水道の水はまっかっ赤。
傷口は今でも深海魚みたいにパカっと大きく赤い口を開いています。
あまり自慢できるハナシじゃないですが、僕は小さい頃から
よく怪我をします。
病院に運ばれて傷を縫ったことや、骨折や骨にひびが入ったことは、
それぞれ両手じゃ、いや、足の指を足しても足りないくらいあります。
水泳は本気で溺れながら、ローラースケートやスケートボードは
転んで車にはねられそうになりながら、血みどろで覚えました。
怪我なんてしょっちゅうだったので、頭から血を流して
意識モウロウで家に帰っても、
「床が汚れるから、まず外の水道で洗ってから家にあがりなさい」
などと言われる始末です。
もしもROUROUのように、病院にポイントカードのシステムが
あったら、僕は誰よりも早くポイントが貯まり、ノベルティが
いくつももらえたに違いありません。
生まれつき不器用なのに加え、人一倍オッチョコチョイなので
そうやって思い出すともう、「つまづいて」というよりも
「転びっぱなし」の人生なんです。
仕事の方もまるで同じで、肉体的な怪我ではないですが、
サラリーマン時代、仕事の方でもよく失敗しました。
そして、上司や社長に怒られました。
ほんと、器用な人が羨ましいです。
そんな僕が会社を経営しているのも、僕がこうして五体満足で
ピンピン生きているのと同じくらい奇跡だと思いませんか?
でも、僕は転んでばかりいるので転ぶのが上手いんです。
一緒に遊ぶ友達は転んで骨折をしても、僕は転んでも
ほとんど大怪我にはなりません。(もちろん何度かはありますが)
同僚が失敗をして落ち込んでいる時には、僕はその失敗のベテランに
なっているばかりではなく、その対処の仕方も身に着けています。
器用な人は失敗は少ないんですが、転ぶのは上手じゃないんですよね。
僕は転ぶのだけは上手なんです。
会社経営は転んだら、それこそ大変。
転ばないように転ばないように、慎重に慎重を重ねて毎日を
過ごしています。
それでも時々気を抜くと、思わぬ大失敗をして手痛い怪我を
してしまいます。
これが怪我の功名になると良いのですが。。。