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2012-10-23

ROU服ってどれくらい作ってるの?

今日の横浜は雨が降ったりやんだり。なんだかせわしないお天気です。
おかげでお店には全然お客さんが来ません。(-_-;)
ま、こんな時もありますよね。
こんな事なら「雨割り」やっておけばよかったかな。
おかげさまで秋冬の受注会も好評でした。
でも、今回もやっぱり売り切れてしまった商品が出てしまいました。
「売り切れて欲しいひとがいるなら、また作ればいいじゃん」と
いうご意見をよくいただきます。
確かにごもっともですよね。
もちろんそれら売り切れの商品の中には、好評につき、再生産」なんてものもたまに
あるのですが、なかなかすべての商品でそれをする事が出来ません。
というのも、生地をオリジナルでプリントしたり織ったりしている場合には
生地の生産からまた始める事になるので、発注をしてから実際に商品に
なるまで3-4ヶ月かかることもしばしば。
ファッションアイテムの場合、季節が変わっちゃいますよね。(^_^;)
それに、生地は2ー3枚分だけプリントをしたり織ったりするという事が
出来ないんです。
少し足りなくても、追加生産しようとすると最低ロットをもう一度
いけなくて、さすがに倍までは売れないかなーと思い、怖じ気づいて
リピート生産せずにいる事が多いんです。
だから、大手のメーカーでも生地をオリジナルで作る事が少ないんですね。
そもそもROUROUの商品って、ひと型あたりどれくらいの枚数作ってるか
知ってますか?
だいたいどれくらいの枚数だと思いますか?
ずばり、ひと型あたり30枚~100枚くらいです。
おなじみ夏のTシャツなど一番多いものでも1000枚以下です。
ROUROUの作ってる服は、基本的には中華街店と新宿店と通販で
しか売ってません。
ですので、それくらいの量でちょうどいいんです。
これが、多いのか少ないのかわかりませんが、おそらくとても少ないと思います。
だって世界中で、みなさんが買ってくれた洋服と同じものを来ているひとは
たった数十人しかいないんですから!
大手のアパレルメーカーはだいたいひと型あたりの生産ロットは
1000枚をゆうに超えます。
ユニクロやH&M、Foever21、ZARAに代表される大手のSPAなどに至っては
ひと型あたりだいたい30万枚以上作るそうです。
定番のもので多いものなどはひと型あたり数百万枚以上作るものもあるそうです。
数百万枚ですよ、数百万枚。。。Σ( ̄□ ̄;)
そりゃ、街や電車の中で同じ服来た人に会っちゃいいますよね…(-_-;)
でもボクはそれが悪い事だと思いません。
例えば外食産業を見ても、マクドナルドや吉野家の牛丼に代表されるファーストフードが
あったり、チェーンの居酒屋があったり、町の洋食屋さんがあったり、高級料理店が
あったり、いろいろなスタイルがあって、しかるべきだと思うんです。
話が長くなってしまいましたが、僕たちはこの生産枚数を10倍に増やしたりとかは
あんまり考えていません。(ボクに、もともとそんな経営センスも無いですし…)
服を作るのには、パターン代があったり、刺繍やプリントの「型代」と呼ばれるものが
あったり、イニシャルコストが結構かかります。
なので、当然たくさん作った方が、こらら初期費用が分割されて安くなるわけで、
安く商品を作る事が出来るし、安く売る事が出来ます。
でも、だからと言って、大手のSPAチェーンの様な低価格には到底なりません。
それにROU服を着てくれる人がそんなにたくさんいるでしょうか?
数十万枚作って売れるでしょうか?
絶対、そんなたくさん売れませんよね?
それほど大人数じゃないかもしれないけど、ボクは、ROUROUの服を大切に
着てくれている人たちのために、細く長くおつきあいして、その人たちのために
服を作り続けていければ、それがまずは一番いいのかなーといつも考えています。
実際に顔の見えるお客さんのご意見なんかを取り入れながら、
ロウラーさんも巻き込んで一緒にワクワクするようなモノ作りが
できれば、それがROUROUっぽいスタイルなのかなって思います。
こんなんだから、全然儲からない訳なんですが…(*^_^*)
こんな零細ブランドのROUROUですが、今後もどうぞよろしくおねがいします!m(_’_)m
雨の日の戯言でした。
(明日は晴れるといいにゃ)
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