ROUROUの奇跡
先日のブログで、ひと型あたりどれくらいの枚数作ってるかって
お話をささせていただきました。
普通のメーカーでは考えられないくらいの少量(30枚~100枚)で
作っているとお話ししました。
こないだのお話と矛盾する様ですが、実はこれ、普通のお店だと
決して少なくない量なんです。
たとえば、100店舗くらいあるメーカーがひと型あたりに
生産する量はだいたい300枚~1000枚程度です。
つまり、1店舗あたり3枚~10枚くらいの量が行き渡ります。
ROUROUでは中華街店、新宿店、通販の3部門で割ると
1店舗あたり10枚~30枚程度の販売になります。
並外れてものすごく多いって訳じゃないですが、雑誌やテレビで
頻繁に取り上げられるブランドでもないし、誰かに言えば知ってる
ブランドでも無いですし、そんな無名のインディーズブランドの
ROUROUがそれだけの量を作るのは、手前味噌ですが、なかなかなの
事なんです。
だって、繰り返し言いますが、僕たちは歴史も無く、資本も無く、立地が
すごくいい場所で商売している訳ではなく、キャリアもまったくなく、
どこかの系列でもない「ないないづくし」の独立系のインディーズブランド
なんですよ。
恥ずかしいけど、いますが、広告費もゼロ円です。
それなのに僕たちの服を買ってくれる人たちが世間にそれだけいるのは
ボクは奇跡だと思っているんです。
ROUROUのお客さんってきっとそれほど多くありません。
きっと大手のブランドの抱えている顧客の数に比べたら、
中国の人口とブータンの人口くらいの差があるんじゃないでしょうか?
年に一度しか買い物しません。って人もたまにはいますが、
ROUROUのお客さんって一回で買い物して下さる金額はともかく
定期的にお買い物をされる方がほとんどです。
同じ人が繰り返しお買い物してくれるんです。
みなさんも、お買い物していて、知っている人にお店でお会いする事
ありますよね?
だからこそ、ロウラーさん同士ってみなさん仲良しですよね。
お店で会うたびにだんだん親しくなっていったって話だけじゃなくて、
ライブとか、駅の電車待ちとかで声をかけられたり、仲良くなった
みないな話を良く聞きます。
こんな無名のROUROUがこれだけ愛されてるのって絶対に
当たり前の事じゃないと思うんです。
ボクは奇跡だと思っています。
なんだか今回は熱く書いちゃいました…(^_^;)