お店の場所について
![]()
「三寒四温」とは言いますが、ここ最近暑かったり寒かったり、
なんだかジェットコースターみたいな気温差が続いていますよね。
みなさん、体調崩されていませんか?
この間のお知らせでお話しした通り、マキはインフルエンザで
すっかりダウンしてしまいました。
くれぐれもみなさんも気をつけてくださいね。
ROUROUを知ったばかりの方に、必ず聞かれるのが、
「ROUROUってなんで中華街にあるの?」という質問です。
テレビや雑誌の取材なんかで何度かお話ししてるので、ご存知の
方も多いと思いますが、今日はROUROUがなぜ中華街に
オープンしたかについてお話ししたいと思います。
![]()
ROUROUはオープンする前からコンセプトが決まっていたんです。
アジアのどこかにある、理想郷。
古くは日本やヨーロッパ、中国や他のアジアの影響を受け、
芸術や文化が発達した国、朧朧国(ろうろうこく)。
その国の商品を販売する…
このコンセプトに合う土地はどこだろう、と考えた時に
日本で一番アジアを感じる土地ということで中華街を選びました。
朧朧国は王立制。どこかに王様やお姫様が住むお城があって、
その城下町みたいなイメージだったんです。
中華街はその立地にぴったり合ってました!
しかも毎日おいしい料理は食べれるし、お祭りがたくさんあって
にぎやかで楽しいし、すぐに気に入りました。
ただ、物件を探すのが大変でした。
まだサラリーマンだったので、仕事の合間の昼休みに山下町近辺の
不動産屋さんを電話帳の上から順番にかけていき、話を聞いて
くれそうな不動産屋さんを見つけては、週末の度に物件を見に
行ったりしてました。
まだ若くて信用がないばかりか、お金もキャリアもなく、この土地に
縁もゆかりもなく、なかなか話を聞いてくれる不動産屋さんがありませんでした。
しかも、中華街は華僑の街。
やっと、物件交渉の段階になっても、華僑の血が入ってない純粋な日本人の
僕たちを大家さんに信頼してもらうには、時間と根気が必要でした。
たしか半年くらい探したと思います。
何度も中華街に足を運んでいるうちに、不動産屋さんや大家さんに少しずつ
認めてもらい、具体的な話が出来る段階になりました。
そこからもいろいろ大変だったんですが、なんとかこうしてお店を構える
事ができました。
中華街でもメイン通りからははずれた方にあるROUROUですが、
僕はこの場所がとても気に入っています。
それは上記のコンセプトにぴったり合った場所だと思ってるからです。
![]()
余談ですが、鎌倉も候補に挙がっていたんですが、中々縁がある物件が
ありませんでした。
もし鎌倉でやっていたら、もう少し和っぽいテイストのものが
増えていたかも知れませんね。
![]()
![]()