妄想癖。
僕には妄想癖があります。
というと、なんだか変態みたいですよね。(^_^;)
あえて、否定はしませんが。
これからお話するのは、そんな変態的妄想ではなく、もう少しまじめな妄想です。
お店を始める前、あらゆる事を妄想しました。
「こういうモノを作って、お客さんはこういう人たちが来て、お店の内装はこんな
デザインにして、レジはココに置いて、そのうち雑誌に載っちゃったりして、有名な人とかも
ウチのお店に来ちゃったりして…どうしよう、そのうち映画の衣装とかもやっちゃったりして」と
バカみたいに妄想し、そしてしまいには、単なる妄想にも関わらず、そのシーンを思い浮かべて
ドキドキしたりワクワクしたり、時には冷や汗までかいたりしてました。(重傷です…)
妄想するだけじゃなくて、たまに絵で描いてみたり、さらにその妄想をさらに肉付けしていきます。
そんな作業をサラリーマンをやりながら、3-4年は続けたと思います。
親戚や従兄弟に優秀なエリートが多い僕は、小さい頃から「オレは馬鹿だからきっと
サラリーマンはつとまらない」と気がついていたので、いつか独立して何かやろうと
決めていました。
だから、妄想は3-4年どころか、もっと長い間していたかもしれません。
僕は物事を成し遂げるのは「やる」と決めたらもう半分くらいは
達成していて、そのあと出来るだけやった後の事を「妄想」できれば
出来るほど、達成に近づくと思っています。
つまり、上手く妄想できる事はほとんど実現できるし、上手く妄想できない
事は実現できるのが難しいんだと思います。
これは僕の経験則ですが、「上手く行く」と信じていれば物事が必ず上手く行く訳でも
ないですが、「上手く行かない」と少しでも思っていたら、それは必ず上手く行きません。
きっとスポーツなんかでもそうですよね。
「思考は現実化する」って本当にそうだと思う訳です。
ですから、できるだけいつもワクワクするような妄想をしていたいな、と思う訳です。
いつもワクワクした心持ちでいると、見慣れた風景も違う風に見えるし、
同じ様にワクワクした人に出会えるチャンスも増えます。
常にチャンスが目の前を通り過ぎても、すぐにそれがチャンスだと分かり、チャンスに手を伸ばす事ができます。
ぼーっとしてると、それがチャンスだったと気がつくのが遅れて、気がついた時には
チャンスが通り過ぎた後、という事になってしまいます。
もしかしたら、チャンスだった事すら、ずっと気がつかないかもしれません。
ワクワクしたり、たのしい妄想をするクセがついたいると、ピンチもチャンスに
思えて来ます。
逆に、少しでもネガティブ思考の罠にはまってしまうと、どんなチャンスもチャンスに
思えないばかりか、せっかくのチャンスがピンチにすら思えて来てしまいます。
ポジティブな人にはポジティブな人が集まり、ネガティブな人にはネガティブな人が
集まるんだと思います。
ポジティブなアイディアがすべてポジティブな結果を生む訳じゃないけど、
ネガティブな考えは必ずネガティブな結果を生むと思うんです。
新宿店閉店で残念な想いをしている人も多いと思います。
正直言うと、僕もすごーーーーーーーーーく残念です。
でも、上記の通りこのひとつの「節目」をポジティブにとらえて
チャンスに出来たらいいな、と思っています。
ROUROUの新しい展開にご期待ください。
15年くらい前に描いた、ROUROUがまだ出来る前の妄想のスケッチです。▼
当時、友達に「オレ店やるんだ」と言ったら、「経験の浅いお前に本当に出来るの?」と
みんなから心配されたのを覚えています。(^_^;)
まあまあ、妄想が具体的になってるでしょ?(*^_^*)
もっとたくさんメモ描きや落書きがあったのですが、何度かの引っ越しで
無くなってしまいました。
でも、落書きのほとんどが実現しました。
今、妄想のキャンバスに新しいスケッチを描き始めているところです。