ゆく年くる年:理想郷からの贈り物
いよいよ大晦日。
明日から新しい年が始まります。皆さんにとって2024年はどんな年でしたか?
先ほどのインスタライブでもお伝えしましたが、僕たちは毎年の恒例行事で福袋の最後の準備をようやく終えたところです。
去年は秒で売り切れてしまったので、少しだけ数を増やしました。
組み合わせがパズルみたいで難しいんですよねー。
個人的なことですが、今年は僕にとっては「ROUROUって一体なんなんだろう?自分たちは何をやってきたんだっけ?」と立ち返って考える機会が多かった一年でした。
僕にとって、お客様にとって、あるいはROUROUを取り巻くさまざまな方たちにとってどんな存在なんだろうって改めて考えてみるような一年でした。
ROUROUは、僕にとっては単なるビジネス以上の存在であり生活の一部になってますが、お客様には、どうなんでしょうか?
生活や価値観の一部になってる人もいるかもしれないし、世の中にたくさんある単なるお店のひとつであるかもしれません。
そもそも”ブランド”ってなんなんですかね?
ROUROUはネオアジアのエッセンスを取り入れたオリジナルのデザインを提供しています。
様々な国や地域の伝統的なエッセンスにトレンドを加えて、その時の真己の感じてることなどがデザインに反映されてると思います。
お客さんが服を選ぶ時って何を基準にしてるんですかね?デザインが可愛いから?値段が適正だから?
服や物も世の中に溢れていて、様々な選択肢がある中で、どうしてみなさんはROUROUの服を選んでくれてるんでしょうか?
皆さんも感じているかもしれませんが、ファッションってただの衣服ではなく、自分自身を表現する手段ですよね。
それは時代が変わっても今も昔も変わらないことなんだと思います。
会社に着て行く人もいるし、お出かけ用として選んで下さる方も知るかもしれません。
最近では推し活を楽しむ時に着て行って下さる方も多いようです。
どのシーンでも自分らしさや自分がそこで心地よくいられるものが服なんだと思うんです。
うちの服って、めちゃくちゃ目立つというわけでもないので、知らない人には特に気にならないかもしれません。
でも知ってる人には絶対ROUROUの服だって分かりますよね。
きている人同士がお互い気がついて惹かれ合って、似た価値観が自然と集まってくるような場所であったらいいなと思います。
ぼくたちにとってものづくりの使命は、心地よさとスタイルの両立というだけでなく、なんかしらの自分らしさの表現のお手伝いをさせていただくことなのかもしれないな、と感じています。
泥の中に咲いて泥に染まらず池の水を浄化しながら美しく咲く蓮のように、皆さんの個性を引き立てるものであったら良いなと考えてます。ROUROUを立ち上げた当初、アジアの様々な地域で愛されてきた蓮について、いつも意識していたのですが、最近改めて意識するようになってきました。
争いのない精神的にも文化的にも進化した理想郷・朧朧国(ろうろうこく)から輸入してきた商品を通じて、皆さんの内面を映し出すデザインを提供しています。朧朧国にはきっと蓮が咲き乱れてるんだろうなと空想してます。
昨今の世界情勢をみていると、蓮の花のような精神って大切だよなと思います。
誰にも押し付けることなくただ凛と咲く姿には心打たれるものがあります。
いろいろな国の蓮を愛でてきた昔の人たちにとっても同じような思いだったんですかね?
2025年も皆さんの個性を引き出すデザインを提供していきますので、どうぞお楽しみに。ROUROUのファッションで、あなたの毎日がもっと輝くことを願っています。
皆さんが素晴らしい新年を迎えられることを心からお祈りしています。
来年もROUROUをどうぞよろしくお願いいたします。