「かわる」と「かわらない」
「変わらない」事って結構難しいなって、最近思います。
創業当時の大昔からずっと変わらないサービスをし続けて行くとか、
代々伝わる伝統技術を後世に伝承し続けて行くとか、
「何も引かない。何も足さない」的な事って、一見簡単なようですけど、
すごーく難しい事だと思うんです。
環境が変わり、世の中が変わり、人々の考え方が変わる中で、
新しく出てくるモノを横目に見ながら、どんな誘惑にも負けず、
ずっと同じ事を続けていくのは、非常に忍耐のいることだと思います。
モノづくりをしていく上で、いろんな職人さんに会ったり、歴史のある
企業に出会ったりするたびに、感心してしまいます。
逆に「変わる」って言うのも難しい事です。
今まで常識だったこと、習慣だった事、当たり前だったことを変えて行く事って、
とても勇気がいる事だし、エネルギーのいる事だと思います。
進化し続ける企業、新しいことを恐れず、既成概念を捨てて、
ドンドン新しい事にチャレンジしていく職人さんや会社に出会うと、
これまた感動しちゃうんですよね。
守ることも必要だし、攻めて行く事も必要だし、人間でも会社でも
「かわる」「かわらない」という両方の要素が必要で、
そのバランスがとても大事なんだなー、と最近つくづく思います。
続けていくためにも、生きていくためにも。
ROUROUにとって、「変わらない事」、「変えてはいけない事」って何だろう?
「変わっていく事」、「変えなきゃいけない事」って何だろう?
最近、そんな事を考えています。