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マキ
2004-10-17

雅な蓮

今度の春夏のSHOWのテーマは「蓮」です。
お客様にも蓮好きな方が多いし、もう一度ROUROUの原点に戻って、
泥の中にあっても、泥に染まらず美しく咲きながら、
池の水を浄化していく蓮をテーマに選びました。
前にもこの日記で紹介した、PAOS上海の王超鷹さんが、
ROUROUが「蓮」をテーマにSHOWをやると言う事を、ある方から聞いて
特別に篆刻を彫って上海から送って下さいました。
一瞬可愛い!そして見れば見る程、完成され、流れるような美しい
「雅体(みやびたい)」は、古代中国で、風流な貴族だけが使ったという伝説の文字。
その文字は意味を伝えるだけでなく、造形美によって、心や魂も
伝えると言います。
デザイナーでもある王さんは、文字研究家としても有名。
雲南省のナシ族の使う、トンパ文字を世界に初めて紹介した事で、
ご存知の方もいるかも知れませんね。
今は、雅体を現代に復活させるプロジェクトで活動されています。
http://home.att.ne.jp/lemon/jibo/j_jibo.htm
今回彫っていただいた篆刻のタイトルは「一蓮朧朧」。
朧朧の文字の真ん中に一連の蓮のつぼみがあります。
よく見ると、それぞれの朧の「月」のつくりの部分が、
月(陰)と太陽(陽)になっています。
また、それぞれに鳥のモチーフも隠されています。
これらは、私とボスを意味するのだそうです。
それぞれから心血が流れ出し、それぞれが合わさることで、
一連の蓮が華を咲かせるという意味が、こめられているそうです。
上海でたった一度会っただけなのに、激務の合間に
彫ってくださったモノ。かなり感動で涙が出ました。
石印材も鹿とコウモリと桃を使ったもので、素敵です。
(wacaサンありがとう)
まるで、今年のチャイナ柄Tシャツみたい!!
かけがえの無い素敵な贈り物、一生大切にしようと思います。
また、この篆刻を心に刻みつけ、蓮の精神、ROUROUの原点、
そして雅の心を、決して忘れないようにしようと思います。
王さんのプロフィール▼
http://www.worldgooddesign.net/j/wgdnews/040/index.html
http://www.worldgooddesign.net/j/wgdnews/042/index.html
http://www.worldgooddesign.net/j/wgdnews/043/index.html