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マキ
2009-08-12

久留米絣

一昨日から昨日にかけて、久留米絣の産地である、
福岡は広川町に行って参りました!
何度かROUROUの商品にも使わせて頂いている久留米絣ですが、
今年もジャパンブランドに認定され、来年の1月にフランスの展示会に出店が決またそう。
昨年に引きつづき、そのお手伝いをさせて頂く事になりました。
今回もROUROUでデザインさせて頂く生地と、
それぞれの織屋さんで持っている生地(好みのものをピックアップさせてもらい)
とを織り交ぜて使わせて頂こうと思っています。
生地を見ていると、どんなデザインの物を作ろうかと楽しみになります。
それにしても、約3年振りに訪れたのですが、
相変わらず職人の方々はすごい技術で、すごく大変な事をされています。
▼一部分ですがちょっと紹介させて頂きます。
晒しの糸を、柄を出したい部分が染まらないようくくり(縛り)ます。
その糸の束を藍染めした後、くくりの糸をはずすとその部分が白くなります。
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今度はその白く浮き出た部分を手で一つ一つ染めて行きます。
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今度は束になった糸を一本一本にする作業。
そしてその糸(経糸)を、今はもう作られていない
年季の入った織機にかけて、織って行きます。
よこ糸が行ったり来たり、会話が聞こえないようなけたたましい音!?が
だんだん心地良くなって来ます。
09-08-12-6.jpg09-08-12-7.jpg

ボスも私も、ただただ「すげ~」と感心しています。
09-08-12-8.jpg09-08-12-9.jpg

と、簡単に書きましたが、作業工程はまだまだ倍以上あります…(>_<) 生地を干していたら、雨がポツポツ.....。急いで取り込むところです。 09-08-12-11.jpg

生地をピックアップさせてもらってます。
09-08-12-10.jpg

ある織元を継いだ、職人魂炸裂のオーナーの方と。
09-08-12-12.jpg

若手の方々が、これからの世代の人々に、
どうしたら絣を普及できるかと試行錯誤しています。
こんなに素晴らしい技術、そして日本を代表する素材。
微力かも知れませんが、私達も何かお手伝いができたらと思いました。