青梅
いつ頃だったでしょうか?
ROUROUでオリジナルこけしが作りたいなぁ…なんて思ったのは(^^)
それまで「momoko」や
「おでこちゃんとニッキ」
後には「kikipop」など、
何度かオリジナルドール作らせていただきましたが、
そこから派生して、日本的な日本古来からある技術を使った
人形を作ってみたいと思ったのがきっかけだったかと思います。
かれこれ10数年前、実は作ってくださる方を探しました。
しかし探してみたものの見つからず、
でもこけしが作りたくてTシャツの柄にしたりしました(笑)
▼その時に作ったTシャツがコレ
お持ちだったり、覚えてる方もいらっしゃいますか?!
それから随分月日が経ち、久しぶりに店頭に立たせていただいた時、
宮城からいらしたロウラーさんとこけしの話になりました。
「いつかROUROUこけしが作りたいんです」とお伝えしたところ、紹介できるかも?!との返答。
そこからまた月日は流れ、ROUROが仙台の藤崎にPOPUPで出店したときのこと、
そこへ来て下さったのが、そのロウラーさんであり
こけしビーズでアクセサリーを作られる作家の「アトリエ深月」さんでした!
そして深月さんからご紹介を受けたのが、遠刈田こけしの工人さんである
「小松里佳」さんでした。
この出会いのお陰で、私の念願の「オリジナルこけしを作る!」という夢が叶うのでした(^^)
里佳さんより、まずは自由に作りたいイメージを伝えて下さい
とのご連絡をいただきました。
私はアトリエに大切に保管している、オリジナルで制作した生地の数々を服のように、
またファブリックアートのように巻きたいとお伝えしました。
あ、でもこれはもしかしたら、こけし業界にとっては邪道ですか?とお尋ねしたところ、
里佳さんより、邪道といえば邪道だが(笑)
でも昔の新型こけしには布のリボンを巻いたものがあり、
またもともとコケシは、子供たちがハギレやキレイな紙を着せて遊ぶ
いわゆる元祖着せ替え人形だったとのこと。
でもそんな表現は、今ではも忘れられているので、
新鮮に映るのでは!?というアドバイスをいただきました。
それからどんな雰囲気の子にするか、
頭と体のバランスや、髪型や表情、私がイメージのキーワードを
お伝えすると、里佳さんがそのイメージを膨らませてくれました。
そんなやり取りを数ヶ月に及び続けました!
そんなやりとりの一部のイラストがこちらです。
▼私のちょっと雑なイラストと服のイメージ
▼里佳さんのイメージ
かわいい(^^)
ワクワクと楽しいやり取りが続き、
そして出来上がったのがこちらです。
名前は「青梅」です。
遠刈田こけしの代表柄でもあり、朧朧国の代表的な花でもある
「梅」をモチーフに選びました。
春一番に咲くことから、吉報を知らせると花と言われています。
青梅は草原に住む少数民族の女の子です。
代々伝わる民族衣装をスッキリと着こなし、
おかっぱ頭には、いつも青い梅の飾りをつけています。
すれ違う人なんて誰も居ない、広大な草原で馬を乗りこなす為、
いつも遠くを見つめ、口元はキリッと閉じています。
でも笑うときはニッコリ笑います。
以下「青梅」ついてです!
「サイズ」5寸(15cm)
「服」
上段:群馬桐生にて施した梅刺繍生地
下段:大阪にて施したウールガーゼのレース刺繍地
帯:久留米絣
帯ひも:久留米絣の生地になる前の括り糸を使用
服の生地にも日本の技術が結集されております。
「価格」4400円
※大変申し訳ございませんが、LOTUS会員割引き、バースデー割引き、ポイントのご利用はできません。
★販売について★
「販売方法」予約販売となります。
「お渡し時期」5月上旬
「通販」
LOTUS会員様先行予約販売開始:4月21日(金)
正会員予約販売開始:4月22日(土)
この日より、どなたでもご予約購入可能です。
「店頭」
4月22日(土)より、どなたでもご予約購入可能です。
※1点1点手作り、また1点1点手描きのため個体差がございますので
予めご了承ください。
本当に微力ながら、この素敵な日本の伝統や、素晴らしい技術を
残すお手伝いができたら幸いです!