
『殉情物語』 byアヤノ
Diaryでご紹介がありました『殉情物語』について、
私もすこし書かせていただきます。
/category/zakka/book_junjo.htm
少し前から、ROUROUでは真っ白いカバーに
エメラルドグリーンのきれいな『殉情物語』という本を店頭販売していました。
お店で見かけられた方は、「ROUROUで本?」と思われたかもしれません。
でも実はこの本、ROUROUとつながりが結構あるんです。
まずこの本の原案は、LRのロゴを作ってくださった
王超鷹さんによるものだということ。
そして、ROUROUも関わっている文字プロジェクト
「字坊」のメンバー(ギャラリー・エフのスタッフ)が構成/執筆を手がけたということ。
それに加え、争いをさけるべく自らの体を捨てていく雲南省ナシ族の精神性は限りなく、
朧朧国の人々のそれと近い気がするのです。
この本は未知の国、朧朧国を彷彿させる亜細亜的なあたたかさと強さ、
そして悲しさを感じられる一冊です。
とりあえず理屈抜きによいです。泣けます。
人間の弱さ、強さを。そして愛すること、争うことをやさしく問いかけてくる感じ・・・。
がーっと色んな思いがこみ上げてきて、涙もついでに溢れてきました。
いやー思い出すだけでやばい。
ギャラリー・エフのお手伝いをさせていただいている関係で、
本の製作過程も見守ってきましたが、これは王さんはじめ、
たくさんの人が大切に紡いできた一冊。
私にとっても特別な一冊。
そしてなにより字坊が初めてプロデュースした
「はじまりの一冊」なのです。
この『純情物語』がみなさんにとっても
特別な一冊になりますように。
ROUROUのみならず全国の書店などで販売していますので、
見つけたらぜひ手に取ってあげてください。
同じ亜細亜人として、感じるものが大きいことを願いつつ・・・。
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