2007-03-29
言葉では表せないほど
たったいま、ROUROUでの最後の勤務が終了しました。
ROUスタ、アヤノこと森阪綾乃です。
それは言葉に出来ない感覚で。
感謝の気持ちと、寂しさと、すこし後悔も。
いろんなものがこみ上げてきます。
代官山店が移転してから、ずっと過ごしてきた代官山店。
そこを離れる事もちょっと寂しい。
2年という歳月、そこで出逢ったお客さま、スタッフ、あらゆる
人々に。
本当にありがとうございました。
ここで得たものは本当に自分にとってかけがえのないもの。
こうして文章にするとえらくチープな響きですが、ほんとうに
自分にとって価値のあるものだったと思います。
私の好きな作家の角田光代さんが、『だれかのいとしい人』という短編集の
中で、「人とであい、知り合うことは同じバスにたまたま乗り合わせること」というような
ことを書いています。
降りる駅は違うかもしれない、すぐに降りる人、長く乗っている人もいる。
でもひとときでも同じバスに乗り合わせたことが出来た・・・それが素敵な偶然(あるいは必然)
というものだと思います。
では、角田さん風に言い換えて。
わたしと一緒にひとときでもバスに乗って下さった方。ありがとうございます。
また私がROUROUのお店に立っていなくてお会いすることがなくても、
ふと、同じバスに乗り合わせた私という人間のことを思い出していただければ幸いです。
楽しい時間をありがとうございました。
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